70歳80歳を笑顔で超える生き方(書評)
著者:和田秀樹氏
本書は、老年医学に精通した和田秀樹氏が、70代・80代をポジティブに生きるための心構えや実践的なアドバイスを提供する一冊です。
和田氏は、高齢になるにつれて「こうあるべき」といった世間の固定観念に縛られるのではなく、自分らしく自由に生きることの大切さを説いています。特に、「年齢を理由に無理に制限をかけるのではなく、できることを楽しむ姿勢」が重要であると強調しています。
また、高齢期の健康維持に関する具体的な方法や、精神的な充実感を得るための考え方についても実践的なアドバイスが満載です。読後には、「年を重ねることは決してネガティブなことではなく、新たな人生の楽しみ方を見つけるチャンスなのだ」と前向きな気持ちになれるでしょう。
高齢者ご本人はもちろん、親世代のことを考える中高年の方にもおすすめの一冊です。
成功する人の妄想の技術(脳を使いこなす最新テクニック)(書評)
著者:中野信子氏
本書は、「妄想」という言葉をポジティブに捉え、脳の持つ創造力やイメージ力を活用する方法を解説した一冊です。著者の中野信子氏は、脳科学の視点から、成功する人がどのように「妄想(イメージ)」を活用しているのかを分析し、それを実生活で生かすための具体的なヒントを提供しています。
特に印象的なのは、ただの空想ではなく、「目標達成に向けた具体的なイメージ」を持つことが、脳の働きを最大限に引き出すカギになるという点です。スポーツ選手が試合の成功をイメージトレーニングするように、日常生活でも「成功の妄想」を習慣にすることで、行動や思考が変わり、結果に結びつきやすくなるという理論が展開されています。
また、脳の仕組みを知ることで、ネガティブな妄想にとらわれず、前向きに考えるコツも学べます。成功する人が無意識にやっている「脳の使い方」を知ることで、自分の思考パターンを見直し、より良い未来を作るヒントが得られる内容です。
「成功したい」「もっと創造力を発揮したい」「ポジティブな思考を身につけたい」と考える人にとって、脳の可能性を広げる興味深い一冊です。
発達障害大全集「脳の個性について知りたいことすべて」(書評)
著者:黒坂 真由子氏
本書は、発達障害に関する幅広い知識を網羅した一冊で、発達障害のある人の脳の特徴や、その個性をどのように理解し、活かしていくかについて詳しく解説しています。
黒坂真由子氏は、発達障害を「脳の個性」として捉え、単なる障害ではなく、多様性のひとつとして理解することの重要性を強調しています。本書では、ADHD、自閉スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)など、それぞれの特性を具体的に解説し、当事者だけでなく、家族や支援者がどのように関わるべきかのヒントも豊富に提供しています。
また、最新の研究データをもとに、発達障害のある人がより生きやすくなるための実践的なアドバイスも充実しており、専門書でありながらも分かりやすく読みやすい内容となっています。
発達障害について深く知りたい人はもちろん、教育や福祉、医療に関わる人々にとっても有益な一冊です。発達障害に対する理解を深め、多様な個性を尊重する社会を築くための一助となるでしょう。
1分で精神症状が学べる本304
著者:松崎朝樹氏
小説みたいに楽しく読める脳科学講義(書評)
著者:大隅典子氏
脳科学に興味があって手に取ったものの、正直なところ「難しかった…!」というのが率直な感想です。タイトルに「小説みたいに楽しく読める」とあるものの、内容は本格的な脳科学の話が詰まっており、専門用語や研究の話が多いため、初心者には少しハードルが高い部分もありました。
ただし、著者の大隅典子氏は、脳の仕組みや最新の研究について、できるだけわかりやすく伝えようと工夫しているのが感じられます。脳がどのように発達し、老化し、変化していくのかについて、科学的な視点で解説されており、読んでいるうちに「脳ってすごいな」と思える瞬間も多かったです。
もし専門的な話が難しく感じたとしても、全部を理解しようとせず、興味のある部分だけ拾い読みするのも良いかもしれません。脳科学に詳しい人にとっては、とても読み応えのある一冊だと思いますが、初心者には少しチャレンジングな本かもしれません。
「脳科学に興味はあるけれど、専門的な内容は難しい」と感じる人は、他の入門書と併せて読むと、より理解しやすくなるかもしれません。じっくり時間をかけて読むことで、少しずつ脳の奥深さを味わえる一冊です。
80歳でも脳が老化しない人がやっていること(書評)
著者:西 剛志氏
本書は、脳科学の視点から「脳の老化を防ぐ方法」を具体的に紹介している一冊です。著者の西剛志氏は、脳の可塑性(変化し続ける力)に注目し、年齢に関係なく脳を活性化させる習慣を提案しています。
特に印象的なのは、脳の老化を防ぐための「小さな習慣」が多数紹介されている点です。例えば、新しいことに挑戦する、好奇心を持ち続ける、社会とのつながりを大切にするなど、日常生活に取り入れやすい実践的な方法が豊富に掲載されています。
また、脳の健康は身体の健康とも密接に関係していることが強調されており、適度な運動や食生活の重要性についても触れられています。科学的な根拠をもとに、具体的なアドバイスが書かれているので、無理なく実践できる点が魅力です。
「歳を重ねても若々しい脳を保ちたい」「認知機能の低下を防ぎたい」と考えている方にとって、役立つヒントが詰まった一冊です。脳の可能性を信じて、今からでも実践できることを始めてみませんか?
働くならこれだけは知っとけ労働法(書評)
著者:星田淳也氏
本書は、働く人が知っておくべき労働法の基本を、わかりやすく解説した一冊です。法律の専門知識がない人でも理解しやすいように、具体的な事例やイラストを交えながら、労働法の重要なポイントを丁寧に説明しています。
特に、ブラック企業や不当な労働環境に悩む人にとって、「どこまでが違法なのか?」「どのように対処すればいいのか?」といった実践的な情報が豊富なのが特徴です。給与や残業、解雇、ハラスメントなど、身近な問題についても法律の観点から整理されており、自分の権利を守るための知識を得ることができます。
また、企業側にとっても、適切な労務管理を行うための指針となる内容が含まれており、労働者と経営者双方に役立つ実用書となっています。
働くすべての人にとって、「知らなかったでは済まされない」重要な知識を学べる本です。社会人として、最低限の労働法を押さえておきたい方におすすめです。


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